最近ネットなどで話題になっているトリートメントタイプの白髪染めは、白髪を染めながらトリートメントが出来る優れたヘアケアアイテムです。
簡単に言ってしまうと、トリートメントをするだけで白髪も染められるので、市販の白髪染めのようにわざわざ髪を染める時間を作る必要はありません。
ただし、染毛力は市販されている白髪染めよりも劣るので、白髪が染まるまでは毎日使う必要があるものの、一度染まったら後はその状態を持続させるために週に1〜2回染める必要があります。
トリートメントタイプは基本的に無添加なので、手袋をしたり頭皮に付かないように気を遣う必要もありません。
トリートメントに染料成分が配合されているので、とにかく手軽に白髪染めが出来るのが一番のメリットと言えるでしょう。
逆に言うと、白髪を染めながら髪や頭皮を健康に出来るというところも、トリートメントタイプの白髪染めの魅力です。
市販の白髪染めは髪や頭皮への刺激が強く負担もかけてしまうために、使い続けているとどんどん傷みがひどくなっていきます。
いくら白髪が染まっても、髪がパサパサで頭皮にトラブルを抱えていたりするのは嫌なものです。
トリートメントタイプの無添加の白髪染めは、髪や頭皮の保湿力を高めたり、健康にするための栄養成分が含まれているので、使えば使うほど髪は美しくなり頭皮も状態が改善されていきます。
半年や1年に1回程度白髪を染めるというのであれば、ダメージに関してあまり神経質になる必要もないのかもしれませんが、色持ちの良いヘアカラーでも1〜2ヶ月に1度は染めないといけません。
ヘアカラーは強い薬剤を使って髪を染めるため、髪や頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
1回染める分には目に見えるダメージはないものの、使い続けているとキューティクルはどんどん剥がれて髪が細く弱くなってしまいます。
薬剤の刺激によって頭皮を傷めてしまうと、毛根組織にあるメラノサイトの活動を低下させてしまうこともあります。
メラノサイトは髪の色素となるメラニン色素を生成する働きを持っていますので、この活動が低下するとメラニン色素の生成量が大幅に減少して、髪に色がつかなくなってしまいます。
継続してヘアカラーを使い続けることによって、白髪を隠すために使う白髪染めのせいで、余計に白髪が増えるという悪循環が起こってしまうのです。
そのため白髪染めを使う頻度が高い方、もしくは定期的に白髪染めを使い続けるという方は、髪や頭皮に刺激の少ない方法で染める必要があります。
それに適しているのが、トリートメントタイプの白髪染めです。
トリートメントタイプの白髪染めは薬剤でキューティクルを開くこともなく、刺激となる成分はほとんど配合されていません。色素で髪の表面をコーティングするだけなので髪を傷めることもありません。
天然の染料を使っている商品が多く、トリートメント効果成分も配合されていますので、白髪はもちろん髪や頭皮のダメージに悩んでいる方は一度試してみることをおすすめします。