スーパーやドラッグストアなどで販売されているヘアカラーなどの白髪染めは、男性用女性用と分かれ、売り場も区別されて販売されていますが、基本、成分などに差がなく、香りや色味などの違いだけです。
そのため女性用白髪染めを男性が使用したり、男性用として販売しているものを女性が使用しても問題ありません。
女性用のものはモデルが女性でピンク系のかわいらしいパッケージだったり、男性用のものもメンズ○○という風にネーミングされているものも多いので男性専用と間違う方も多いかもしれません。
若いころは頭皮や髪の傷みなど気にもせず、カラーリングやブリーチなどをして頭皮や髪を酷使していたものですが、歳を重ねていくと白髪が増えていくのと同じように頭皮が敏感になったり、毛先が乾燥しパサついたり、髪にコシやツヤがなくなり、ボリュームが少なくなるなど髪の悩みもどんどん増えていくものです。
女性用として販売されている白髪染めの中には、髪の保湿力を高めたり、髪のダメージを補修する効果が期待できるトリートメントタイプのものも多くあります。白髪だけでなく、髪の悩みを持つ男性には、こういったトリートメント効果を持つ白髪染めがおすすめです。
ヘアカラーなどの市販の白髪染めは、低価格で一度でしっかり染まりますが、キューティクルを無理やりこじ開け、色素を入れて白髪を染める仕組みのため、使い続けていくうちに頭皮や髪が傷み、薄毛の原因やアレルギーを引き起こすリスクがあります。
一度染め始めるとずっと使い続けていく必要のある白髪染めは、できるだけ頭皮や髪に負担をかけずに染められるものを選びたいものです。
髪や頭皮を傷めずに白髪を染めたいのであれば、ヘアカラーではなく、ヘアマニキュアタイプのヘアカラートリートメントを選びましょう。
また、ヘアカラートリートメントも市販の白髪染めと同じように、パッケージなどが女性をイメージしたものが多いですが、男性用女性用というものはなく、男女兼用になっています。
ヘアカラートリートであれば、傷んだ髪や頭皮を補修しながら、使い続けることによって白髪も染められ、頭皮環境の改善や傷んだ髪にコシやツヤを与えて髪をボリュームアップすることができます。
白髪がなくなり、髪にコシやツヤが戻ってボリュームアップすることで、見た目年齢も一気に上がり、若返ることが出来ます。
ヘアカラートリートメントは、お風呂場でシャンプーの後にリンスの代わりにトリートメントとして使いますが、オレンジなどの柑橘系やフローラル系のアロマが配合されているものが多く、香りを楽しみながら白髪染めができるというメリットもあります。
ヘアカラーのようにカラダにとって有害な化学物質は一切入っていないため、刺激もなく素手で染められるのでお風呂に入っているあいだに簡単に染まります。
夫婦で同じものを共有できるので、あれもこれもと買う必要もないのもいいですね。