人気の利尻ヘアカラートリートですが、染まり方には髪質や白髪の量でも個人差があるため、あまり染まらないという方もいるようです。
いろいろと白髪染めを使ってきた中では、利尻ヘアカラートリートメントは一番染まりが良く色持ちも良いことから、私自身はメイン使用している白髪染めですが、相性もあるのか「利尻ヘアカラートリートメント染まらない」「利尻の白髪染め染まりにくい」などの口コミも見られます。
利尻ヘアカラートリートメントは、ヘアカラートリートメントの中でも一番売れている白髪染めです。シリーズ累計で1,900万本も売れており、数多く売れていれば賛否はあって当然です。染まらない人ばかりであればそんなに売れるはずはありませんし、たくさん売れていれば中には染まらないと感じる人もいることでしょう。
また、染まらないと感じている方の中には、ヘアカラーと比べて染まらないと勘違いしている方もいるようです。ヘアカラーはアルカリ剤でキューティクルを開き、メラニン色素を分解することで髪を脱色して、染料を髪内部に定着させるため、一度でしっかり染まり、色持ちも長いのが特徴です。
そのため、ヘアカラーを使っていた方であれば、利尻ヘアカラートリートメントは染まらないと感じてしまうこともあるかもしれません。
利尻ヘアカラートリートメントは、トリートメントタイプの白髪染めなので、ヘアカラーと比べれば染まりが弱いのは当然と言えます。
これは利尻だけに限らず、トリートメントタイプの白髪染めであればどれも同じです。
ヘアカラートリートメントの中でも、利尻ヘアカラートリートメントは染まりの良いほう(いろいろ使ってみた中では一番です!)なので、利尻ヘアカラートリートメントで染まらないと感じるのであれば、トリートメントタイプの白髪染めを使うのはあきらめたほうが良いかもしれません。
口コミの中には「一番人気のカラーであるダークブラウンを使っているけど金髪っぽくしか染まらない」というものも見かけるため、実際にメーカーのお客様相談室に問い合わせてみました。
問い合わせた内容は、ダークブラウンを使っているが、金髪っぽくしか染まらないのでブラックに変更した方がいいのか?です。
まず、使用方法や髪の色、白髪の量を聞かれ、金髪っぽくしか染まらないのはしっかり染まっていないからなので、色をブラックにするよりも、まず完全に乾いた髪に使い放置時間を長くして試してみてくださいといった回答でした。
オフィシャルサイトでは、濡れた髪や乾いた髪どちらにも使えるとありますが、しっかり染めるには、乾いた髪に使うのがポイントのようです。
そのうえで次の2つを試してみるように教えていただきました。
染める前日にシャンプーリンスをしておいて、翌日完全に乾いた綺麗な状態の髪にトリートメントをたっぷり塗り、1時間くらい放置する。
染まり具合は室温も関係するので、ヘアキャップをかぶったり、ヘアキャップがない場合にはラップを使ったり、ドライヤーをあてて保温する。
それでも染まらないようであれば、ブラックを使ってみてくださいとのことでした。
また、フェースラインなどの生え際やこめかみ、根元部分などの染まりにくい部分は、まず最初にコームを使ってたっぷり塗布して放置時間を長く調整することも必要とのことでした。
他にもシャンプーの種類によっても色持ちする日数が変わってくるので、ノンシリコーンシャンプーと一緒に使うことも勧められました。
利尻ヘアカラートリートメントを使っているけれど、染まりが悪いと感じている方は、上記の方法を試してみてください。
私自身もカラーはブラック、ダークブラウンの両方を使ってみましたが、ダークブラウンは少し長めに放置しないと色付きが薄く感じました。普段はブラックを使っていますが、ブラックは色付きも良く、自然な色合いに染まります。明るい茶髪でなければ、ほとんどの方はブラックを選ぶと使いやすいと思います。